配色の特徴

色の心理的影響



赤:生命力があり、ヤル気にさせる色



赤は血液や炎から連想され、生命力・情熱・愛・パワー・刺激・怒りなどを感じる色です。また強く認識されやすい色なので、警戒色といって、警告・禁止などを意味します。生命力があり、ヤル気にさせる色。
刺激の強い色で、気分を高揚させる働きがあり、食欲増進や、闘争心やヤル気を駆り立てます。



橙:人から好かれる明るさを持つ色



赤と黄色の中間色であるオレンジは、赤と黄色の両方の性質を持っています。幸福・喜び・エネルギー・熱意・陽気・活力・勇気など。暗めのオレンジの場合、夕日のイメージから虚無感・寂しさを表します。健康さや元気さを表す色です。



黄:発展的なイメージを持つ色



明るく前向きなイメージが強いです。知性や好奇心・協力・幸福・栄光など。



緑:エコ・育成・発展を表す色



植物のイメージから安全・調和・健康・治療を表します。自然を表す代表的な色なので、エコ関連の、グッズやWeb サイトでは緑をメインにした配色が多く見られますね。安定や健康、エコロジーや優しさなどを表す色です。



青:まじめな印象を与える色



海のイメージから静けさ・冷静・安らぎ・誠実・リラックスなどを表します。古代から世界各地で「青は人のものではない」「別世界の色」とされていたためか神秘的・霊的なイメージも持ちます。集中力を高め、興奮を抑える効果があります。良いイメージですが、冷静さを促進するため、広告にはあまり使用しません。



紫:一目おかれる色



昔は紫色の抽出が難しく、位の高い人のみ紫の衣服を着用することができました。そのことから、高貴な・威厳・忠誠・優雅といった意味があります。明度が低いほどエレガントなイメージになります。神秘さや高貴さを売りにするパンフレットなどは紫がお勧めです。



黒:機能的な製品のアピールに



雪や天使の羽根から純粋・潔白・善・平和・敬意を表します。また無・空虚・無機質といった意味も。他の色を引き立てる効果があるのでベースの色として使われます。明るさの象徴であり、信頼感・清潔感といったクリーンなイメージを与えます。



白:他の色と組み合わせれば、パワーが増す色



高級感・優雅・威厳・中立など。黒はデザイン的には機能的なイメージを与え、主な購買層である男性客に好印象を与える(男性が機能的なものを好む傾向を持つため)。よって、オーディオ機器やビデオレコーダー、テレビ、PC などは黒のデザインが多い。

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